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北欧のシアワセを、糸で紡ぐ。(2)

  • 執筆者の写真: ykosuge
    ykosuge
  • 2019年2月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年3月22日


〜フィンランド在住

テキスタイルアーティスト Aoiさんが

タペストリーで織りなす

「シアワセな瞬間」とは?〜



第二話『芸術家の秘密のアトリエ、フィンランドのハラッカ島を散策。』



静かで真っ白な霧の海を

ボートで進んでゆくこと、約5分。


さあ、到着。


知る人ぞ知る

フィンランドの秘密のスポット

『Harakan saari ハラッカ島』です。


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到着した桟橋から

島の端っこまで見渡せるような

とっても小さな島のようです。


ヘルシンキの街の音も人の声も

何も聞こえません。


聞こえるのは

小波が岩をうつ音と

風で揺れる葉っぱの音だけ。


まさに静寂の空間です。


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黄色の小窓がついた

赤茶色の木造の小屋を

いくつかポツポツと見かけました。


進んでゆけるのは

左右に分かれた2つの道。


まるでおとぎ話の世界のよう。


坂道を登ってゆくと

他の建物とは雰囲気の異なる

クリーム色の大きな建物が。


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ここが、

ヘルシンキのアーティストさんや

デザイナーさんたちが通うという

北欧デザインやアートが

日々創作されている

秘密の隠れアートスタジオ。


「北欧のシアワセ、お届け計画」の

コラボパートナーである

フィンランド ヘルシンキ在住

テキスタイルアーティストAoiさんも

このコワーキング・アトリエで

日々活動しています。



彼女のアトリエをお邪魔する前に

この美しいハラッカ島を

プチ案内してもらいましょう。


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このフィンランド湾にポツリと浮かぶ

平和でのどかなハラッカ島。


フィンランドが

まだロシア帝国の支配を受けていた頃

フィンランド防衛省の管理下でした。


1989年に一般開放されて

ちょうど去年で30周年。


今では

芸術家と、鳥と、花たちの島。


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北欧の爽やかな初夏がやってくると、


ハラッカ島の半分は、

巣作りをするカモメたちと

黄色や紫色の

色鮮やかな花たちに囲まれます。


そんなのどかな北欧の夏の風景を

アトリエの小窓から眺めながら


Aoiさんたちアーティストさんは

素敵な作品を生みだしているのです。


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北欧の暗くて長い秋冬を迎える今。


鳥たちは旅立ち

花はまだ控えめに咲いていました。


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こんな季節は

キャンドルを灯しながら

温かいコーヒーを手に


静かになった島と海を時折眺めながら

それぞれの活動に集中します。


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散策はそろそろ終わりにして、

Aoiさんのアトリエを

訪問することにしましょう。



全四話構成でお届けする物語

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