top of page

暮らしを感じる伝言。

『ヒュッゲ』とは、「居心地の良い雰囲気の中で、人と人の触れ合いから生まれる愛情に満ちた時間」や「心地よく幸福な雰囲気」を指す、北欧・デンマーク発祥の言葉です。

自宅で暖炉の火を前に長椅子や心地良い椅子に座り、周りには子供たちがいる。テーブルにはキャンドルが置いてあり、部屋のコーナーにはランプ、そしてポットには挽きたてのコーヒーが入れてある。
あなたは落ち着いた雰囲気の中で安心と幸福を実感する。
クリスマスは典型的なHygge(ヒュッゲ)を感じる季節であるが、夏でもHygge(ヒュッゲ)を感じることはできる。サマーハウスで家族、親しい友人と誕生日など特別な日を祝っている。
テーブルにはデンマークの国旗が飾ってあり、ビールとスナップス(アクアビットなどジャガイモを原料とした蒸留酒)がある。
庭では青空の下子供たちが遊んでいて幸福感に満ちている。

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方
マイク・ヴァイキング著、 ニコライ・バーグマン解説

 暖炉を囲んだり、サマーハウスを用意するのは、難しいかもしれませんが、わたしたちの普段の生活でも、そのような雰囲気をつくり出すことはできるのではないでしょうか?それは大切な家族や気の置けない友人たちと過ごす週末のピクニックだったり、部屋の電気を消して、キャンドルを灯し、アロマを焚いて、恋人と語らう時間かもしれません。鳥の声がこだまする森の中で、ひとり切り株の上に腰掛けて目を閉じる時間も『ヒュッゲ』と言えるでしょう。

毎日の暮らしを振り返ってみましょう。わたしたちは、このような時間を、どれだけ過ごしているでしょうか。仕事や子育てに追われ、ほっとする時間を持つことを忘れてしまうことが多いのではないでしょうか。

 「ヒュッゲ、暮らしの伝言。」は、北欧に広く根ざした『ヒュッゲ』を、感じてもらうことはできないだろうか。満員電車に乗っている隙間の時間でもいい、寝る前のほんの一瞬でもいい、心がそっとあたたまる時間を、わたしたちが住む北欧からお届けすることはできないだろうか、そういう思いから生まれました。

北欧から「シアワセ・ストーリーズ」をお届けします(無料)▼

主宰

小菅祥之

  • Twitter - Black Circle
  • Instagram - Black Circle

伊藤忠商事、クアルコム・ジャパン、AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシング (KDP)のジャパンヘッドを経て、2016年8月よりフィンランド・タンペレ市へ移住。「北欧から幸せをとどける」を軸に複数の事業を展開中。フィンランド人の妻と4歳、0歳の息子の4人家族

共著:

bottom of page