© 2017 ヒュッゲ、暮らしの伝言。

  • ykosuge

北欧のシアワセを、糸で紡ぐ。(2)

最終更新: 2019年3月22日


〜フィンランド在住

テキスタイルアーティスト Aoiさんが

タペストリーで織りなす

「シアワセな瞬間」とは?〜


▶︎バックナンバー一覧へ


第二話『芸術家の秘密のアトリエ、フィンランドのハラッカ島を散策。』


>>第一話より続く


静かで真っ白な霧の海を

ボートで進んでゆくこと、約5分。


さあ、到着。


知る人ぞ知る

フィンランドの秘密のスポット

『Harakan saari ハラッカ島』です。



到着した桟橋から

島の端っこまで見渡せるような

とっても小さな島のようです。


ヘルシンキの街の音も人の声も

何も聞こえません。


聞こえるのは

小波が岩をうつ音と

風で揺れる葉っぱの音だけ。


まさに静寂の空間です。



黄色の小窓がついた

赤茶色の木造の小屋を

いくつかポツポツと見かけました。


進んでゆけるのは

左右に分かれた2つの道。


まるでおとぎ話の世界のよう。


坂道を登ってゆくと

他の建物とは雰囲気の異なる

クリーム色の大きな建物が。



ここが、

ヘルシンキのアーティストさんや

デザイナーさんたちが通うという

北欧デザインやアートが

日々創作されている

秘密の隠れアートスタジオ。


「北欧のシアワセ、お届け計画」の

コラボパートナーである

フィンランド ヘルシンキ在住

テキスタイルアーティストAoiさんも

このコワーキング・アトリエで

日々活動しています。



彼女のアトリエをお邪魔する前に

この美しいハラッカ島を

プチ案内してもらいましょう。



このフィンランド湾にポツリと浮かぶ

平和でのどかなハラッカ島。


フィンランドが

まだロシア帝国の支配を受けていた頃

フィンランド防衛省の管理下でした。


1989年に一般開放されて

ちょうど去年で30周年。


今では

芸術家と、鳥と、花たちの島。




北欧の爽やかな初夏がやってくると、


ハラッカ島の半分は、

巣作りをするカモメたちと

黄色や紫色の

色鮮やかな花たちに囲まれます。


そんなのどかな北欧の夏の風景を

アトリエの小窓から眺めながら


Aoiさんたちアーティストさんは

素敵な作品を生みだしているのです。



北欧の暗くて長い秋冬を迎える今。


鳥たちは旅立ち

花はまだ控えめに咲いていました。



こんな季節は

キャンドルを灯しながら

温かいコーヒーを手に


静かになった島と海を時折眺めながら

それぞれの活動に集中します。



散策はそろそろ終わりにして、

Aoiさんのアトリエを

訪問することにしましょう。



全四話構成でお届けする物語

▶︎次のお話『Aoiさんのアートとは』

▶︎バックナンバー一覧へ